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AS防音マットの実際の効果は、下の階の人が防音工事をしてくれて、大分良くなった、それほど気にならなくなったと感じられる程度、凡そ現状の騒音の半分程度になると経験上判っています。
しかし数値に置き換えるのは、実験室と実際の建物ではそれぞれ違いがあり難しいことなのです。ちなみにLL-40との防音床材がありますが、防音効果がある床材としてもランクの高い床材ですが、この床材を使って実際のマンションに近い実験をしてみると、LL-40表示の床材の値が、LL-50程度の値になるのが一般的です。
LL-40との表示は実際の建物でも40dB程度になる予定なのですが、実験室の値と現実の建物の値とは10dB程度の数値の違いが出てることが多いのです。10dB程度とは、人が聞く場合、倍になる又は半減した、結構小さくなったと感じられるレベルです。
「AS防音マット」のメインサイトのH項目の試験のLL-値は、現実の建物に近い実験結果ですので、「AS防音マット」を施工した後での結果がとても良いのです。
ちなみに「AS防音マット」はLL-40の床材(一般的にはLL-50程度になる)の上に敷いて、現実にLL-40程の値になりますので、床材のみで出ていた騒音の値の半分程度の音になるのです。
重量衝撃音では、LH-50程度の実力ですが、重量衝撃音でLH-50ならば、かなり静かな床衝撃音です。
LH-50は、重量床衝撃に対する床の音響性能を表わす数値です。2階の床に自動車用タイヤを約1mの高さから落とした時、1階の室で約50 ホンに聞こえる場合の床性能をLH-50といいます。
LL-50は軽量床衝撃に対する床の音響性能を表わす数値です。2階の床に500gのハンマーを4cmの高さから連続的に落とした時、1階の室で約50ホンに聞こえる場合の床性能をLL-50といいます。
したがって、同じ50ホンに聞こえるのですが、実際の効果は大きく違います。騒音レベルで50ホンの場合静かな事務所程度だそうです。数字でどの程度と言っても実感が伴わないので、ピンとこないものです。
ですので、再度ですが、経験上のことで言えば、下の階からのクレームのあったマンションで「AS防音マット」で防音工事の施工をした住宅の、ほとんど全ての下の階からのクレームが無くなっています。
感情的な状況になっていなければ、子供の足音騒音は半減し許せる範囲の音になっているのです。
有名メーカーの防音床材とAS防音マットの音の聞き比べ
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